投資信託

資産運用の種類とタイプを知ろう!賢い使い分け方のポイントとは?

こんにちは、マネエビス編集部です。

資産運用をはじめるとき、投資対象となる資産の種類について理解しておくことが欠かせません。「なんとなく株式投資にする」というのではなく、全体感をつかんだ上で、自分にあった投資対象を購入する必要があります。

わたしたちにとって最も身近な資産は現金(キャッシュ)です。資産運用とは現金をそのまま持っておくのではなく何らかの別の資産(投資対象)を購入し、その資産がもたらす利益を蓄積して中長期で経済的なリターンを狙う行為です。

では、資産運用のために購入する「別の資産」には、一体どんなものがあるのでしょうか?

この記事では、これから資産運用を考えているという方に向けてそうした資産(投資対象)をまとめてご紹介します。

この記事で知ってほしいこと
  • 投資対象の種類を知って資産運用の全体感をつかむ
  • 自分にあった投資対象を決める

それでは、資産運用の対象についてひとつずつ見ていきます。

株式を買う

「資産運用」「投資」と聞いてまっさきに思いつくのは株式ではないでしょうか。株式とは会社の所有権の一部であり、株式市場で売買される有価証券です。資産運用の基本ともいえるのが株式投資であり、キャピタルゲイン(値上がり益)やインカムゲイン(配当金、優待)が期待できます。

リターンにおいては、中長期で見れば債権や金などを上回る年率5〜8%程度が過去の実績です。株式投資は比較的かんたんに始めることができますので、初心者の方にもとっつきやすくおすすめです。

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20代や30代の方は、比較的長い期間で投資していくことができるため、中長期で高い利回りが期待できる株式の比率を高めた資産配分を心がけましょう。

債権を買う

国や企業がお金を調達するために発行する債権を購入するというのも資産運用のひとつです。債権を購入することで、国や企業にお金を貸したような状態になります。国が発行するものを国債、企業が発行するものを社債といいます。

国債も社債も数%の利率が設定され、その利率が投資家のリターンとなります。債権の特徴は株式に比べてローリスク、ローリターンであることです。必ずしも元本が保証されるわけではありませんが、株式のように暴落によって価値が著しく損なわれるということが起こりにくいため、資産を安全に運用していくのには適しています。

債権は株式のように中長期でのリターンを狙う金融資産ではありませんので、50代から60代で資金の安全性を優先した運用方針の投資家は債権を多めに組み込む方が多いようです。

不動産を買う

不動産も代表的な投資対象です。マンションやアパートなどの建物や土地そのものを購入するという方法もあります。また、後ほど説明するREIT(リート)を通じて不動産に投資するという方法もあります。

不動産と株式は似ている点があります。ひとつは保有不動産を誰かに貸し出して得ることができる定期的な賃料(インカムゲイン)で、これは株式の配当金にあたります。もうひとつは株式と同じように、不動産価格が上昇したところで売却することで得られる売却益(キャピタルゲイン)があります。

株式と異なる点もいくつかあります。

1つ目は、株式と比較して大きな資金が必要になるということです。少なくとも数百万円、多ければ億単位の資金がないと不動産投資はなかなか思うように行きません。不動産投資のための融資を受けるという手もありますが、いずれにしても大きな資金を用意する必要があります。

2つ目は、一般的には不動産の場合は管理の手間暇がかかる(管理会社との契約、空室管理、修繕など)ということ。つまり、こうした手間暇をかける時間的余裕があるか、もしくは手数料を払って第三者に運用を委託するという資金的余裕が必要となります。

3つ目は、株式のようにいつでも売買できる公開市場が整備されていないため、売りたい人・買いたい人を探すのが容易ではなく、売買における手間が大きいという点があります。株式に比べて流動性が低いのです。

このように株式と似ている点、異なる点があるものの、株式と不動産では価格の変動が必ずしも連動しないため、分散投資の観点から投資対象に加えて見るのも良いでしょう。

不動産投資に興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。

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なお、不動産投資にはREIT(リート)を購入するという方法もあります。REITについては後ほど投資信託のパートで説明します。

金(コモディティ)を買う

世界的に見えれば、金(ゴールド)もポピュラーな投資対象のひとつです。金は大枠でみればコモディティと呼ばれる金融商品です。

金の価格は、大原則としてはその希少性に裏付けられた現物価値に基づいているため、大きく値崩れしにくいという特徴があります。世界中に存在する金の量と、想定される埋蔵量、年間の採掘量、加工量が安定しているため、金の価格自体も比較的安定しており、金融商品のなかでも代表的な「安全資産(価値が毀損しにくい資産)」のひとつです。

また、金は、株式市場が下落する局面に先立って買いが集まる傾向があり、株式とトレードオフの関係にあります。そのため、株式市場の先行きが怪しくなると、金の市場へ資金が流入し、需給バランスから金の価格が上昇することがあります。

こうした需給バランスの変化を見越して先に買っておけば、金価格の高騰後に値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うことも可能です。しかし、金は株式のような配当金が発生しないため、インカムゲインは期待できません。

下図は1975年以降の株式(S&P500、NYダウ)、金、銀の価格推移のチャートです。キャピタルゲインを狙えるとはいえ、株式と比較すると金や銀といったコモディティの値上がりは微々たるものです。

安全資産である金もまた、ローリスク、ローリターンの投資対象ということになります。

保険に加入する

生命保険などの保険に加入することも一種の資産運用といえます。将来発生しうる傷病、死亡、災害などのリスクを想定し、月々の加入料を支払っていきます。もしも将来にリスクが現実化したときは、保険金支払いという形でリターンを得ることになります。

保険を資産運用の投資対象として考えている方は多くはないと思いますが、将来にリターンを獲得することを狙うという意味では保険も投資対象として検討すべきです。

保険のわかりやすいメリットは、いうまでもなくリスクが現実化したときの金銭リターンです。生命保険に加入していれば、万が一のときに家族のためにお金を残す手段ともなります。また、保険に加入すると控除を受けることができますので、節税にも繋がります。

デメリットは、資金がロックされてしまうということです。保険に加入するということは、別の言い方をすると、発生するかどうか定かではないもの(病気、災害など)に対してお金を払い続けるということです。そのため、気軽に別の資産にお金を振り向けることはできず、加入期間中はずっと保険料を払い続ける必要がある(資金が保険にロックされる)のです。保険料の金額の大小は問わず、資産運用の元本となる資金が固定されるということは理解しておくべきです。

預金する

見落としがちですが、預金も資産運用のひとつです。日本円の円貨預金のほか、米ドルや豪ドルなどの外貨を購入して外貨預金を持っておくことも可能です。預金には金利がつくため、中長期ではリターンを得ることができます。

預金は一定金額の範囲内で元本が保証されますので、安全性は高いと言えますが、ご存知のように日本をはじめ世界中が低金利となっていることから、株式のような大きなリターンは期待できません。

ローリターン、ローリターンの資産運用として預金も選択肢の一つですが、現実的に考えれば預金(特に日本円の預金)は「資産を保管している状態」にすぎないケースが多く、リターンが期待できる対象ではないでしょう。

仮想通貨を買う

近年注目を集めている資産クラスが仮想通貨です。2017年頃の熱狂的なブームは落ち着きを見せているものの、一部の先物市場に上場するなど投資対象としての存在感は健在です。依然として不祥事やトラブルも少なくありませんが、ビットコインを代表とする仮想通貨の時価総額は資産クラスと呼べるほどの規模になっており、今後も成長が期待されます。

将来の値上がりを期待して仮想通貨を買っておくということも資産運用のひとつです。仮想通貨は基本的には需給バランスで価格が変動します。変動が大きいことからテクニカル分析を中心とした短期のデイトレードで活発に取引されています。

仮想通貨は株式のように価値の裏付けとなる企業体が存在しないため、ファンダメンタルでの分析が極めて難しく、需給バランスを動かす材料を読み解くことも簡単ではありません。そのため、再現性のある形で資産を成長させていく資産運用にはやや不向きと言えるでしょう。

2017年頃の仮想通貨ブームでは多くの初心者(投資経験ゼロの方も含む)が参入したようですが、価格変動の見極めが難しいことを考えるとむしろ素人が簡単に手を出すべきではないと言えます。

投資信託、ETFを買う

最後にご紹介するのは投資信託・ETFです。投資信託・ETFはさまざまな資産を対象としているため、この記事では最後に取り挙げています。ETFは投資信託が上場したものですので、ここではひとくくりで扱います。ざっくりと説明すると、投資信託とは複数の投資家から資金を集め、ファンドマネージャーが選定した投資対象を購入してくれるというものです。

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投資信託・ETFの特徴はいくつかありますが、初心者にとって最も利点となるのは「ファンドマネージャーに投資を委託して手軽に分散投資を実現できる」ということです。個別の銘柄選定を行ったり、値下がり銘柄を損切りして別の銘柄へ資金を振り替えたりといった運用をすべてファンドマネージャーへ委託することができます。

商品ごとに、投資信託であれば信託報酬率、ETFであれば経費率が定められており、保有するだけで手数料がかかる点はネックですが、運用の手間を大幅に軽減できる点やイチ個人では投資できないような投資対象を購入できるといった点に魅力があります。また商品ラインナップも幅広く、株式・債権・金・不動産など多様な資産へ投資する投資信託・ETFが存在します。

先ほど不動産のパートでREITについて触れました。REITとは「不動産投資信託証券」のことで、投資信託を通じてオフィスビルやホテル、商業施設などの不動産へ資金を投資することができる金融商品です。他の投資信託と同様に手数料はかかりますが、不動産投資のデメリットである「手間暇がかかる」という問題を解消してくれます。

投資信託やETFは、投資の手間が軽減できることに加えて、分散投資が可能で、少額から購入できるという圧倒的なメリットがあります。投資初心者には投資信託・ETFがおすすめです。

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以上が初心者が知っておくべき資産運用の対象となる金融商品です。あらためてまとめておきましょう。

これだけは知っておきたい投資対象
  • 株式
  • 債権
  • 不動産
  • 金(コモディティ)
  • 保険
  • 預金
  • 仮想通貨
  • 投資信託・ETF

この記事では詳しく紹介しませんが、近年関心が高まっているロボアドバイザーやファンドラップといった投資手法があります。手法こそ新しいものの、あくまでも投資対象は株式や債権、不動産などここで紹介したものが中心です。詳しくは別の記事であらためてご紹介したいと思います。

初心者は「株式」「投資信託」からスタート

ここまで資産運用の投資対象となる代表的なものをご紹介してきました。

資産運用の考え方、プランはひとそれぞれです。自分の資産(投資元本、かけることのできる時間、目標資産額)に合わせて投資対象を組み合わせていきましょう。

投資は焦らずに試行錯誤しながら自分の頭で判断していくことが大切です。ロボアドバイザーやファンドラップも良いですが「すべて任せっきり!」では知識と経験の蓄積には繋がりにくいということは知っておいてください。

資産運用をはじめるにあたってどの投資対象からスタートしても良いですが、初心者の方は「株式」「投資信託・ETF」あたりからスタートしてみることをおすすめします。少額から投資をはじめ、試行錯誤しながら知識と経験を身につけていってください。

この記事が投資の全体感を理解するための役に立ち、資産運用をスタートするきっかけになれば幸いです。

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