株式投資

資産形成に成功するための3つのルール!長期・分散・積立が大切な理由【初心者向け】

こんにちは、マネエビス編集部です。

資産形成を目的とした投資には大切な3原則があります。それは長期・分散・積立です。今回はその投資3原則についてお話します。原則をしっかりと理解し、一人でも多くの初心者投資家の方に活用いただけると幸いです。

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  • 投資の3原則を知る
  • 目的はあくまでも資産形成
  • 初心者は原則を守ることからはじめる

長期投資が大切な理由

初心者のための投資第一原則は長期投資の原則です。長期投資が優れている点は極めてシンプル。長期投資ではプラスのリターンが期待できるということです。

まずは下図をご覧ください。

この図は1950年〜2013年の期間に株式(S&P500指数)を長期保有した場合の年間リターンのばらつきを示したものです。このデータから株式を15年以上保有すれば最低リターンはプラスに転じ、20年程度の長期間保有すれば最低でも年率6%程度のリターンを得られることがわかります。

この図が示すとおり、株式は短期的にはボラティリティが大きく(株価および利回りの変動幅が大きく)、保有期間が長くなるにつれてボラティリティは小さくなります。このデータは株式を長期間保有すればプラスのリターンを得られるということを示しています。これは過去のデータであり将来も同じリターンが約束されるわけではありませんが、長期投資がプラスのリターンをもたらすという統計的な優位性は明らかです。

ところで、あなたは年率6%を小さいと感じましたか?

年率6%というのは株式投資の初心者にとっては小さな数字に聞こえるかもしれません。しかし20年間も短期売買を繰り返しながら6%の利益を出し続けることは容易ではありません。むしろほとんど不可能と考えた方が良いです。

自分の投資スキルを過信して無謀な短期売買を繰り返すのではなく、一度購入した株を長期間しっかりと保有する方が得策です。私たち個人投資家の目的は資産形成です。一発逆転の大博打ではないはずです。買った株は長期間保有し、じっくりと資産を増やしていくことが大切です。年利6%というのは立派な利回りと理解してください。

ここがポイント

長期投資はプラスのリターンをもたらす

分散投資が大切な理由

続いての第二原則は分散投資の原則です。「ひとつのカゴに卵を盛るな(Don’t put all your eggs in one basket))」という有名な言葉を耳にしたことがあるかもしれません。万が一カゴを落としたときにすべての卵が割れてしまっては大変です。そう、分散はリスクを軽減する投資手法なのです。

この第二原則でいう「分散」には3つの分散があります。

3つの分散

  1. 資産の分散
  2. 地域の分散
  3. 時間の分散

①資産の分散とは、文字通り保有する金融資産を分散しましょうということです。

例えば株式、債権、不動産、金といった異なる金融資産に分散して投資するという方法があります。一般に株式と債券は反比例した動きをする傾向があります。世界中のマネーが株か債権かどちらかに多く流れ込むことで、株式が高いときは債権が安いといったトレードオフに関係になりやすいのです。

株式のみを保有している投資家は、株式市場が暴落すると再起不能の致命傷を受けてしまうことがあります。そうではなく、株と債権、株と不動産、株と債権と金といったようにバランス良く資産を分散して保有することで、どのような相場局面でも致命傷を避けることが可能になります。

どうしても株式のみを保有していきたいという方もいることでしょう。株式のみに投資する場合は銘柄を分散することを心がけてください。それも単純に多くの銘柄を分散して保有するのではなく「景気変動に敏感な株と敏感ではない株(ディフェンシブ銘柄)」「ITセクターと消費財セクター」というように景気動向によって相反する値動きをしやすい株に分散すると効果的です。

複数の金融資産に分散してリスクを軽減しよう

 

②地域の分散とは、日本株と米国株、先進国株と新興国株、欧米株とアジア株というように投資対象の地域を分散する方法です。過去、世界経済はさまざまな難局を乗り越えて成長してきました。2度の世界大戦、大恐慌、オイルショック、ITバブル崩壊、リーマンショックといった大波が何度も市場を襲いましたが、マクロ的には世界経済は拡大成長を続けています。

しかしいくらマクロ的に世界経済が成長してきたとはいえ、世界中が同時に右肩上がりで成長し続けるわけではありません。日本株が好調な時、新興国株が好調な時、アジア株が低調な時、米国株が好調な時というように地域によって成長度合いが異なります。

リスク分散の観点から1つの地域(例えば日本株)のみに集中して投資することは好ましくありません。米国株やアジア株にも積極的に目を向けて投資することがリスク軽減につながります。

このような地域分散を実現するためには投資信託やETFへの投資がおすすめです。グローバルインデックスやS&P500インデックスなどラインナップも豊富です。初心者はこれらの商品を有効に活用して地域分散の効果を出していきましょう。

地域分散には投資信託やETFを活用しよう

また地域分散のひとつに保有通貨を分ける方法もあります。日本円、米ドル、豪ドル、ユーロなどに分散しておくことも有効な方法です。通貨は必ずしも日本円で持っておく必要はありません。

 

③時間の分散とは、投資資金を小分けにして定期的に投資していきましょうということです。一度に数百万円〜数千万円もの大金をドカッと投資するのではなく、数万円の少額からひと月に1回、2ヶ月に1回というようにタイミングを分けて投資するのです。後ほど説明する「ドルコスト平均法」は初心者にとって有効な方法です。

株が安いときにまとめて買った方が良いに決まってる

と考える方もいるかと思います。

ある株が大きく値下がりしていて「いまこそ買い時!」と見えることもあります。しかし、そういう場合でもまずは少額から投資していくことをおすすめします。

株を買ったあとに右肩上がりで株価が上昇し続けた場合は、たしかに大金を一気に投入して買った方が大きな値上がり益を得ることができます。しかし、それは結果論であって株を買う時点ではその後の値動きは分かりません。

まずは最低単元から買いを入れて様子を見ましょう。これを試し玉と言ったりします。試し玉で買ったあとに値下がりすることはいくらでもあります。一気に大金を投じた場合、値下がりによる含み損も大きくなります。少額から投じ、株価が上がっていくようであれば追加投資をしていけば良いのです。

株はいつでも買える!タイミングを分けて投資しよう

利益を最大化しようという欲にとらわれて一度に大金を投資すると、思わぬ損失で致命傷を負いかねません。いくら魅力的な銘柄であっても時間(買うタイミング)をずらしながら少額づつ分散投資してリスクを軽減しましょう。

ここがポイント

資産・地域・時間を分散してリスクを軽減しよう

積立投資が大切な理由

最後の第三原則は積立投資の原則です。積立投資とは定期的に一定金額を投資し続けていく投資法で、主に投資信託やETFを買っていきます。

初心者が資産形成を目的に投資していく上で、積立投資は極めて大切です。積立投資のメリットをいくつか挙げてみます。

  • 数千円の少額から投資できる
  • 売買タイミングを気にしなくて良いので簡単
  • 狼狽売りを避けて資産を増やしていける
  • ドルコスト平均法で高値づかみを回避できる

これから株式投資をはじめようという初心者がいきなり大金を投じることはおすすめできません。投資スキルが身につくまでは少額からの投資が適しています。また適切なタイミングを見計らって売買するということも簡単ではありません。株価が急落すると狼狽して売ってしまうということも初心者にはよくあることです。

初心者投資家には数万円の少額をひと月に1回か2ヶ月に1回程度、定期的に投資していく方法がおすすめです。投資信託には自動的に積立投資できる商品もありますのでぜひ有効に活用してほしいと思います。

また積立投資に関連して、定期的に定額を投資していくドルコスト平均法も理解しておきましょう。

ドルコスト平均法を活用する

ドルコスト平均法とは定期的に定額の投資を続ける方法です。例えば1ヶ月に1度、定額30,000円を投資し続けていくといった形です。ドルコスト平均法での投資は、単元株が決まっている株式よりは金額指定で購入できる投資信託の方が向いています。

ドルコスト平均法を活用すると価格が高いときには少ない量を、価格が安いときには多くの量を買うことができます。高値づかみを避けつつ、値頃なタイミングではたくさん買うことができるわけです。つまりドルコスト平均法の本質はリスクを効果的に軽減することにあります。

いま手元に30万円の資金があるとします。ドルコスト平均法では30万円を10ヶ月に分けて毎月3万円ずつ投資していくのです。そうすれば購入単価が平準化されていき高値づかみのリスクが軽減されることになります。

また多くの個人投資家の場合、投資資金の原資は仕事から得る給与です。毎月の給与の一部を自動で定期積立投資に回すようにしていれば、効率的にドルコスト平均法での投資を実践することが可能です。このように運用面でもドルコスト平均法は使い勝手の良い投資法といえます。

つみたてNISAを活用するとほぼ自動的にドルコスト平均法で投資を継続することができます。こちらの記事もぜひご覧ください。

NISAとiDeCoは併用できる!?制度の違いとはじめかたを理解して資産形成しよう!NISAやiDeCoを使った賢い節税投資の方法についてします。メリットとデメリット、NISAとiDeCoの比較、併用できるかどうかなど基本的なことから分かりやすく解説します。...

 

ただし、ドルコスト平均法は万能というわけではありません。もし始めの1回目の投資タイミングが最安値だった場合、その1回目に30万円全額を投資した方がリターンを最大化することができます。右肩上がりトレンドが続く景気拡大期の上昇相場においてはドルコスト平均法が不利になることもありますので頭に入れておくと良いでしょう。

ここがポイント

積立投資は手間いらず、しかも効果的!

まとめ:3原則の本質は「リスク軽減」

初心者のための投資3原則を説明してきました。勘がいい方はお気づきかと思いますが、長期・分散・積立の3つの原則の本質は投資リスクの軽減です。

株式投資は長期保有すれば年率6%程度のリターンを得られるというデータを示しました。投資初心者は、長期投資でリターンを得つつ株価変動や市況悪化による致命傷を避けていくことが最も大切です。無謀な投資で致命傷を受けてしまうと、資産形成どころか資金が底を尽きて投資の世界から退場せざるを得ません。

投資初心者は長期・分散・積立の投資3原則をしっかり守り、致命傷を避けて市場で生き残ることを第一に考えてください。大きな儲けを出そうと焦ることは禁物です。投資の世界で生き残り続けて投資に親しみ、スキルを高めたあとに独自の投資ルールを築けばよいのです。

株式投資の目的は資産形成であるということ忘れないようにしましょう。

これから投資をはじめる方、投資を始めたばかりの初心者の方にとってこの記事が役立つことを願っています。

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